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蒐集家にずっと見放されてきた素材とは?

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蒐集家にずっと見放されてきた素材とは?

 

わたしは、図書館がよいが好きです!
主に「推理小説」や仕事に必要な「料理の本」を調べたり、
メモに書きのこしたりします。


図書館で興味をひかれた一冊があります。
「世界の美しいボタン」というタイトルの本!
美しいボタンってナニ?

 

わたしの知っているボタンは、地味で透明なボタン。
すぐに糸がほどけて、縫いつけてもまた外れるイメージ。
美しいボタンって本当にあるの?

 

そんな疑問をみなさんと一緒にといてみませんか?
「世界の美しいボタン」という本を引用して数回にわかて
世界のボタンをご紹介したいと思います。

 

ポリエステルは自由自在

 

蒐集家にずっと見放されてきた素材がきんねん注目をあびている。
その素材とは、ポリエステルである。
着色、成形がジユウ自在。
とかしほかの素材とまぜることもできるポリエステルは、第二次
世界大戦後にガラリットをしのぐ生産最盛期をむかえる。

 

一般的に「ポリエステル」としか呼ばれないこの素材に業界は、
「イミナクル(貝の模造)」、「プリューム(羽柄)」、
「トルナドス(雲状の柄)」、「ガラスティル(ガラリットの模造)」
などの名前をあたえた。

 

ボタンの歴史

 

ボタンはいつから存在するのだろう?
中世のローレリーフにはボタンがすでに彫られているのを見ることが
できる。
古代ギリシャ、ローマ時代のシリョウにもボタンと似たものがすでに
存在していたことが記されている。

 

遡っていくともしかしたらボタンの起源は先史時代ということもあり
得るかも!?
18世紀にはいるまえのボタンは、「角」「骨」「象牙」「木」を
つかったタブルティエの手による作品がほとんどだった。
18世紀は、まさにボタンの黄金時代。

 

金糸がクシされ、「象牙」「シルク」「紙」に絵がえがかれた。
「小枝」や「昆虫」「苔」などがちいさな標本のようにガラスと
メタルの間にはさみこまれ、そのまわりを銅でふちどりしたボタンは
ビュフォン風とよばれた。

 

市民はガラスや七宝をクシし「ダイヤ」「ルビー」などの貴石や、
「クリスタル」「アメジスト」などの半畳石のモゾウヒンをつくり
だした。
19世紀にはいると、軍隊用などバイゾウする需要にこたえるため、
ボタン生産のオートメーション化という大革命がおこる。

 

また、19世紀でわすれてはならないのは、ヨーロッパにおける
ジャポニスムの影響だ。
タイリョウの薩摩ボタンや漆のボタンがにほんから輸出された。
第二次世界大戦後、いっぱん家庭での洗濯機のフキュウや、あたらしい
素材のとうじょうによりボタン業界は、またしてもおおきな変貌を
とげる。

 

プラスティックのボタンが市場をしめるようになった。
1973年のオイルショック後、ボタンの価格低下がもとめられるように
なり、生産コストをさげなければ戦場の市場でいきのこることが
できない時代がやってきた。
1970年から現在にいたるまで、どれだけの数のボタンのアトリエ、
問屋、手芸店がマチから姿をけしただろう。

 

ボタンの受難のじだいともいえる現在もむかしながらの素晴らしい
技術をまもりつたえつづける職人たちがのこっていること、若い
アーティストたちがどこかで新しいテクニックを駆使したボタンを
つくりつづけていることを忘れてはならない。

 

私たちが素晴らしいボタンを求めるようになったとき、ボタンの再生の
時代がくるのだ。

 

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