暮らしのカレンダー

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丑の日になぜうなぎを食べるの?

読了までの目安時間:約 4分

 
なぜ、うなぎを食べるの?
 
夏の土用には「う」のつくものを食べる風習は昔からあり
季節の変わり目にさまざまな禁忌や風習がありました。
 
特に夏の土用は梅雨明けと重なるため、衣類や掛け軸など
の湿気をとる「土用の虫干し」をしたり、梅干し・うどん
うりなど「う」のつくものを食べて夏バテ防止をしたので
うなぎもまさに「う」のつく食べ物です。
 
そのほかにも、「土用の丑の日」には色々な行事食や風習
があります。
 
また、『万葉集』に大伴家持が痩せこけた知人の夏痩せ防
止にうなぎを勧める歌があり(※)、かなり古くからうなぎ
が滋養強壮に効く食べものとして注目されていたことがわ
かります。
 
こうしたことを江戸時代の蘭学者・平賀源内が夏場の営業不
振に悩んでいた鰻屋に助言し、土用の丑の日=うなぎブー
ムが広がったという説が有名ですが、真偽の程は定かではあ
りません。
 

うなぎの効果は?

夏は食欲が落ち、どうしてもさっぱりした食べ物に傾きが
ちです。
そんなとき、疲労回復に効くビタミン類やエネルギー源と
なる脂質をたっぷり含むうなぎは、夏バテ防止にはぴった
り!
 
こうした夏バテ防止以外にも、風邪の予防、滋養強壮などに
効果的ですから、夏のみならず「土用の丑の日」にうなぎを
食べてもバッチリです。
 
ちなみに、1年中出回る養殖ものが夏の土用ニーズを満たし
ており、天然物は産卵に向けて脂ののった秋が旬です。
 
しかし、近年、うなぎの養殖に使う天然稚魚(シラスウナギ)
の激減で価格がはね上がり、絶滅も危惧されて、なかなか手が
出せなくなりました。
 
『土用の丑の日にはうなぎ!』という仕掛け人がいた?
その仕掛け人の名前は『平賀源内』さん。学者であり、医者
であり、発明家であり・・・と、多岐にわたって活躍した異才の
人だったようです。
 
江戸時代頃、夏場のうなぎ屋さんはどこも閑古鳥が鳴いてい
るような有様で、さっぱりお客が入らなかったそうです。
 

その理由として、うなぎは

● こってりしていて味が濃い
● うなぎの旬は初冬(産卵前でたっぷり脂がのる、一番美
味しい時期)ということで、夏にうなぎを食べる習慣がそ
もそもなかったのだそう。
 
確かに、夏はさっぱりしたものが食べたいですよね!
困ったうなぎ屋さんは、平賀源内さんに助けを求めました。
当時、夏バテ防止に「う」のつくものを食べるという風習が
あったのだそうです。
 
丑(うし)の日にちなんでこの風習が生まれたと言われて
いますが、うなぎにも「う」がついていますよね。
そこで平賀源内さんはうなぎ屋さんの店先に、『本日、土
用の丑の日』という張り紙を貼るようにアドバイス。
 
見慣れない文言に足をとめた通行人に、うなぎ屋さんの店
主が客引きをして、そのうなぎ屋さんは大繁盛したのだそ
うです。
 
それを見ていた他のうなぎ屋さんたちも次々に真似をし、
土用の丑の日にはうなぎを食べる、という風習が定着した
といいます。
 
 

 

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