暮らしのカレンダー

暮らしのカレンダー

☆ 暮らしに関する「いろいろな情報」を紹介しています。

花粉症の原因は?症状は?治療法はあるの?

読了までの目安時間:約 5分

花粉症の原因は?症状は?治療法はあるの?
アレルギー疾患
吸入性アレルゲンによるI型アレルギー反応が関係し、くしゃみ、
水性鼻漏(すいせいびろう)

鼻閉(びへい)を3主徴とする疾患を、鼻アレルギーあるいは
アレルギー性鼻炎と呼んでいて
症状の好発時期により通年性と季節性に分けられます。

 

季節性の大部分は花粉が原因であり、花粉症と呼ばれています。
スギ花粉症は今でこそ認知度が高いのですが、
昭和30年代終盤に発見された比較的新しい疾患です。

 

原因は何か?

通年性アレルギー性鼻炎の原因としては、室内塵(しつないじん)
(ハウスダスト)中のダニに対するアレルギーが多くなっています。

 

一方、季節性アレルギー性鼻炎の原因アレルゲンでは、スギなどの花粉が
圧倒的に多く、時に真菌しんきんの胞子などが関係している場合があります。

 

花粉が飛散する季節はいつ?

 

花粉が飛散する季節は地方により多少のずれはあるものの、
その種類によってほぼ決まっています。たとえば、関東地方では、
スギ花粉が1月~4月、ヒノキ花粉が5~6月、カモガヤ花粉が6~8月、
ブタクサ花粉が8~9月、ヨモギ花粉が8~9月などです。

 

ダニ・アレルギーの多くは10歳以下で発症し、小児アレルギー性鼻炎の大部分はダニ・アレルギーであるといわれています。
一方、季節性アレルギー性鼻炎の発症は20~30歳に多くなっています。

 

症状の現れ方は?

 

主な症状は、くしゃみ、水性鼻漏、鼻閉です。
それ以外にも咽頭部や眼のかゆみや異物感、流涙、頭痛、皮膚炎のような
症状などさまざまな症状を示します。
これらの症状は、通年性・季節性アレルギー性鼻炎に共通の症状です。

 

ダニをアレルゲンとする通年性アレルギー性鼻炎では、
しばしば気管支喘息ぜんそくが合併しますが、花粉症などの
季節性アレルギー性鼻炎では、その頻度は比較的低いとされています。

 

これは、花粉の粒子が大きく、

下気道に到達しにくいためと考えられていますが、
通年性の喘息を合併している人では

スギ飛散時期に喘息が悪化するのが通常です。

 

検査と診断は?

 

問診でアレルゲンと症状との関連性を検証することが大切。
ダニの場合は通年性でかつ清掃時などに悪化し、

スギ花粉の場合は年度によりますが、
1月後半~2月ころから症状が出始めて

初夏には軽快することが多いようです。

 

血中・鼻水中の好酸球(こうさんきゅう)

検査、皮膚テスト、誘発テスト、
免疫グロブリンE(IgE)抗体検査などで確実性が増し、

またアレルゲンが推定できます。

 

治療の方法は?

 

通年性アレルギー性鼻炎であれば、

局所ステロイド薬や抗ヒスタミン薬などの

薬物療法がまずすすめられます。

 

ダニと関係があれば除去目的で絨じゅうたんの除去や

十分な清掃がすすめられます。
ダニを主成分とする室内塵による

アレルゲン免疫療法(減感作療法)も有効です。

 

一方、花粉症などの季節性アレルギー性鼻炎の場合には

抗原除去は不可能ですが、
外出時にマスクや眼鏡を使用すること、

季節中は抗ヒスタミン作用のある
抗アレルギー薬を定期的に内服すること、

そして点鼻ステロイド療法が有効とされています。

 

一部で、全身ステロイドの注射を行う医師がいますが、

重い副作用が起こりうるため安易に注射されていません。

 

スギ花粉については、標準化されたアレルゲンが発売されており、
唯一の根本的治療法としてアレルゲン免疫療法(減感作療法)が
注目されています。

 

アレルギー専門医に相談してみるのもよいでしょう。
また、近年インペアードパフォーマンスの問題が

欧米では社会問題化しています。

 

インペアードパフォーマンスとは、抗ヒスタミン薬の服用によって、
自分では気づかないまま集中力や判断力、

作業効率が低下してしまう状態のことです。

 

自分の体調に異変を感じたら、医師に相談してみましょう。

 

この記事に関連する記事一覧

カテゴリー
タグ
最近の投稿
にほんブログ村
 
ツールバーへスキップ